■URL
http://www.evansdata.com/pr8212002.html
米調査会社Evans DataがLinux開発者を対象に行なった調査レポートの内容が明らかになった。この調査はLinuxに関係する開発業務に従事する400人以上の開発者への聞き取り調査に基づくものだ。
それによるとLinux開発者の94.2%が「(自分の)Linuxシステムがウィルスに感染したことがない」と述べ、さらに75%が「Linuxシステムがハッキングされたことがない」と回答した。Evans Dataでは「単独の企業が管理するOSよりもオープンソースソフトウェアによって管理されているソフトのセキュリティーを管理する方が効果的であると多くのLinux開発者が考えている」と指摘している。
また、半数以上のLinux開発者はWebサービスが将来普及すると考えているが、その一方でWebサービスがオープンソースソフトウェア開発に与える影響は最小限にとどまると考えているという。
(2002/8/23)
[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com)]