【業界動向】

ホンダも車載端末向けの新ネットサービスを発表
音声操作をサポートし、道路交通情報を強化

■URL
http://www.honda.co.jp/news/2002/4020829.html(発表資料)
http://www.internavi.ne.jp/(インターナビ)

 本田技研工業(ホンダ)は29日、カーナビと携帯電話を使った双方向通信ネットワークの新サービス「インターナビ・プレミアムクラブ」を今秋より開始すると発表した。

 1998年7月から提供している「インターナビ」を基盤としてサービスを強化したもので、音声認識によるハンズフリー操作やコンテンツ/メールの読み上げ機能をサポートしたカーナビシステムを投入する。携帯電話各社の主要機種に対応するためにモデム機能を内蔵したほか、情報端末としての機能も充実させたという。走行地点の周辺だけでなく、全国の道路交通情報がどこからでも入手できるオンデマンド型VICSサービスも受けられる。

 今秋発売の新型車に用意する純正カーナビシステムから対応を開始し、2004年までに軽自動車を除くすべての車種に拡大する予定だ。新車登録時から3年間は無償でサービスを提供し、販売する新車の3割で搭載を目指すとしている。

 音声操作などに対応した第2世代の車載端末/サービスとしては、昨日28日にトヨタが新サービス「G-BOOK」を発表したばかり。また、日産では一足早く、3月に発売した新型マーチなどに「CARWINGS」を投入済みだ。

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(2002/8/29)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]

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