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http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2002/08/z02050.html
沖電気工業は30日、インターネット対応の宅配ロッカーシステム「Webロッカー」を9月から販売すると発表した。電子決済システムを運用する四次元ポート、宅配ロッカーを手がけるクリナップと提携し、ネット発注/決済機能を備えた宅配ロッカーシステムを開発した。宅配便などの受け渡し場所として利用でき、24時間いつでも受け取れる。
パソコンや携帯電話からネット経由で利用の申し込みが行なえるため、オンラインショッピングで注文した商品の送り先として最寄りのWebロッカーを指定できる。また、Webロッカーに内蔵されたタッチパネル端末からも直接、オンラインショッピングが楽しめるという。決済はクレジットカードと口座振替に対応する。
発注/決済機能を統合したことが特徴で、ロッカーの設置者側で新たにモールや決済システムなどを構築する必要をなくした。マンションだけでなく、駅や店舗における利用手数料を収入源とした宅配ロッカー設置ビジネスも可能だとしており、鉄道会社などに積極的に販売していく方針だ。11月には埼玉県の私鉄駅を中心とした実験もスタートする予定だ。価格は350万円からで、初年度1億円の売上を目指す。
(2002/8/30)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]