【実験】

DOPG、SOAP実装製品を用いた相互接続実験を大規模に展開

■URL
http://www.dopg.gr.jp/

 分散オブジェクト推進協議会(DOPG)は2日、SOAPを実装したサーバー製品などの相互接続実験の場を提供する「オープンハウス実験」を開始したと発表した。

 DOPGは、分散オブジェクト技術を企業情報システムの基盤として普及させことを目的とした団体で、現在はNEC、日本ユニシス、日立製作所、富士通、サン・マイクロシステムズ、日本IBM、日本オラクル、ボーランドなど16社が参加している。2002年4月には、「SOAP(Simple Object Access Protocol)」を実装した9社のアプリケーションサーバーを用いた相互運用実験を行なっており、実用的なレベルでの接続性が確認できたとしている。

 今回の実験では、会員以外も参加できる場である「オープンハウス」を提供して、より多くのSOAP実装製品との相互接続性を検証する。期間は、9月20日まで。なお、実験の成果は9月25日からパシフィコ横浜で開催されるJava開発者の総合イベント「JavaOne Tokyo」で発表する予定だという。DOPGでは、JavaOneなどでの反響を見つつ、今後もオープンハウス実験を続けていくとしている。

(2002/9/2)

[Reported by adachi@impress.co.jp]

ほかの記事はこちらから

INTERNET Watch編集部internet-watch-info@impress.co.jp
Copyright (c) 2002 Impress Corporation All rights reserved.