【ソフトウェア】

アプリケーション開発プラットフォームをGPLライセンスで配布

公衆電話網で高機能なアプリケーションサービスを
~「GNU Bayonne1.0」発表

■URL
http://www.gnu.org/press/2002-09-03-bayonne.html
ftp://ftp.gnu.org/gnu/bayonne/
http://www.gnu.org/software/bayonne

 Free Software Foundationは3日、「GNU Bayonne ver1.0」を発表した。これは中小企業規模からキャリアクラスまで、公衆電話網用アプリケーションを開発するためのフリーソフトウェアプラットフォームである。

 GNU Bayonneは現在LinuxやFreeBSDなどで動作が確認されているが、SolarisやUnixwareなどのマルチスレッドPOSIX規格対応OSで容易にコンパイルできる。この環境のもとで対応するアナログまたはデジタルテレフォニーカードなどを取り付けたBayonneサーバーを構築することにより、商用通信事業者クラスのアプリケーションサービスを容易に開発できるという。GNU Bayonneにはテレフォニーゲートウェイインターフェース(TGI)が用意されており、公衆電話網とWebサーバー、データベースや他のアプリケーションサーバーをPerl、Tcl/Tk、Pythonなどのスクリプト言語で結び付けることができる。

 これを利用して高機能なボイスメッセージや音声応答サーバーをECサイトと連動させたり、次世代電話ネットワークでのキャリアクラスのサービスを提供するために用いることもできる。さらに大規模なものでなくても小規模な事務所用のPBXスタイルのオフィス電話を構築したり、高機能な留守番電話を実現することも可能だ。

 このGNU BayonneはGPLライセンスで配布されており、ソースコードをFree Software Foundationのサイトからダウンロードできる。

(2002/9/4)

[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com)]

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