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http://www.gartner.co.jp/press/pr20020905-01.html
無線LANではないが、山陽新幹線で行なわれたBluetooth実験(写真)では、利用できたのは車内コンテンツサーバーのみだった。走行中における外部ネットワークとの接続手段がネックとなる |
ガートナージャパンが5日に発表した「無線LANの利用実態と需要動向調査」によると、ホットスポットに対する需要は、電車や飛行機などの交通機関利用時において高いことが明らかになった。「ユーザーが選んだホットスポットを作って欲しい場所」をたずねた結果、「新幹線」が39.4%で1位となった。
2位に「コーヒーショップ、喫茶店」(33.9%)が挙げられているものの、3位以下は「電車」(28.7%)、「飛行機内」(24.7%)、「駅」(23.2%)と続く。7位にも「空港」(16.9%)が入った。
調査は今年7月から8月にかけて、ITに理解の深い先進的なユーザー約1,300人からなるパネルに対して行なわれ、449人からの有効回答を得た。なお、591人から有効回答を得たオフィスにおける利用実態調査では、44.5%の事業所で何らかの形で無線LANを導入していることが明らかになった。
(2002/9/5)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]