【業界動向】

米InfoSpaceのメタサーチエンジンにGoogleが含まれる

■URL
http://www.google.com/press/pressrel/infospace.html
http://www.metacrawler.com/

 米InfoSpaceは4日、InfoSpaceが運営するメタサーチエンジンとその検索結果にGoogleの検索サービスを利用することで米Google社と合意したことを発表した。

 この合意によりInfoSpaceが運営するExcite、Dogpile、WebCrawler、MetaCrawler、InfoSpaceなどのメタサーチエンジンやサーチエンジンの中にGoogleの検索結果とGoogleのテキスト広告、「Google Sponsered Link」などの広告を含めたコンテンツが含められることになる。

 メタサーチエンジンとは複数のサーチエンジンを横断検索することでより多くの検索結果が得られるサイト。例えばInfoSpaceが運営しているMetaCrawlerではGoogleのほかにFAST、Overture、About、AskJeeves、FindWhat、LookSmart、Inktomi、SearchHippoなどのサーチエンジンを同時に検索できる。

 この提携についてInfoSpaceの上級副社長York Baur氏は「Googleは検索技術と検索ビジネスにおけるグローバルリーダーである。InfoSpaceの次世代メタ検索技術とその検索結果は今日Googleが加わったことにより著しく向上した」とこの提携を歓迎した。また、Googleの上級副社長Omid Kordestani氏も「この合意は何百万人もの新しいユーザーに向けて広告ベースを広げる一方で、我々の先進的な検索技術をさらに広く提供することを意味している」とコメントした。

(2002/9/5)

[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com)]

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