【調査結果】

ストリーミングのヘビーユーザーはCD購買枚数が多い〜米調査

■URL
http://www.arbitron.com/newsroom/archive/09_05_02.htm

 米Arbitronは5日、米国人の5人に1人が、インターネットを生活の中で「最も重要な」メディアだと感じているとの調査報告を発表した。同調査によると、「最もクールでエキサイティング」なメディアとして、回答者の34%がインターネットを、35%がTVを挙げている。12〜34歳の年齢層では、生活の中で「最も重要な」メディアとして、半数近くの46%がインターネットを、29%がTVを挙げている。

 また、毎週ストリーミングメディアを利用する「ストリーミーズ:Streamies」と呼ばれる層が過去1年間に購入したCDの枚数は、米国人平均の1.5倍を超えているとの調査結果も出た。また、ストリーミーズが過去3カ月間に映画館に出かけた回数は3.19回で、米国人平均1.85回の1.7倍となっているほか、62%が、インターネットで映画の予告編を視聴したことがあり、「最高のコンテンツだ」と答えている。

 ストリーミーズは、最近業界で起きた騒動について懸念している。ストリーミーズのうち半数は、複数のWebラジオ放送事業者にストリーミングの停止をもたらした、デジタル著作権に関する議論を認識している。また、サービスを停止したWebラジオ放送を視聴できなくなったことを心配し、Web放送事業者がストリーミングを続けられるように活動を支援するとの答えもあった。

 ストリーミーズはオンラインコンテンツを有料で利用する層としても関心をもたれている。今年7月の調査によると、米国人1,600万人に相当するオーディオストリーミーズの22%が、現在最も利用しているオーディオ番組に少額の料金を支払う意志があると答えている。今年1月の調査では、この割合はわずか14%だった。

 ArbitronのBill Rose副社長は「この調査結果は、ストリーミングメディアを頻繁に利用しているユーザーは、CDの購入枚数や映画館に出かける回数が多いことを示している。エンターテイメント業界の中にはストリーミングを脅威と見なしている者もいるが、今回の調査では、巨大な機会をもたらす層だということがわかった」とコメントしている。

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(2002/9/9)

[Reported by 江藤 浩幸]

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