【業界動向】

米連邦地裁、ファイル交換サービスの「Madster」にサービス停止の仮処分

■URL
http://www.riaa.org/PR_story.cfm?id=546
http://www.madster.com/

 米連邦地裁は5日、P2Pファイル交換サービスの米Madster (旧Aimster)に対し、サービスの停止を命じる仮処分を下した。原告側の米レコード協会(RIAA)が同日、明らかにした。

 RIAAによると、地裁判事はMadsterの主張を全て退け、「Aimsterは大規模な著作権侵害行為を容易にしており、その責任がある」と判断したという。さらに、「被告は、実際にレコード店から音楽を盗んでAimsterのユーザーに手渡す以外のあらゆることを管理していた」と述べた。

 この判決について、RIAAのHilary Rosen会長兼CEOは「今回の明確な判決は、企業とそのユーザーが所有していない音楽に基づいて事業を行なうことを認めず、その行為には責任があることを強調するものだ」とし、「この判断は、合法的なオンライン音楽市場の発展を支援するものだ」とコメントしている。

 なお、Madsterは3月、米連邦破産法の適用を申請し、大半のユーザーは他のファイル交換サービスに移行しているため、今回の判決による実質的な影響は少ない。

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(2002/9/9)

[Reported by 江藤 浩幸]

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