■URL
http://www.journaldunet.com/0209/020909sondage.shtml
仏ネット情報サイトJournal du Netが9月3日~6日に実施した電子メールに関するアンケート調査によると、38%のユーザーが「受信するメールのうち半分以上がスパム(迷惑メール)」と回答したとの結果が出た。調査の対象となったのは同サイトのユーザー892人。
調査によると、スパムを受信したことのない人は5.5%存在し(49人)、ほとんど受信したことのない人(31.2%、277人)を合わせると、36.7%はスパム被害をほとんど受けていないことになる。受信メールの4分の1程度がスパムと回答した25.3%(226人)も合わせると、半数以上は、スパムの被害は深刻でないということが分かる。
一方、半数程度がスパムだとしたのは16.7%(148人)で、4分の3程度がスパムと回答したのは21.3%(190人)であった。
スパム被害が叫ばれている中、ヘビーインターネットユーザーが多く購読しているとされるJournal du Net読者の傾向であることを考慮すると、今回の結果は、仏ネットユーザーは、深刻なスパム「攻撃」に苦しんでいるとはいえない状況にあることを示すものといえそうだ。
(2002/9/10)
[Reported by Gana Hiyoshi]