“9月11日”にテレビや他メディアと連動して展開

@nifty、BIGLOBEがオムニバス映画「11'09''01/セプテンバー11」を配信

■URL
http://www.tfc.co.jp/110901/
http://www.nifty.com/cineplex/ (CINEPLEX@nifty)
http://1coin.cplaza.ne.jp/ (ワンコインムービー)

「11'09''01」の公式サイト

　2001年9月11日の米国同時多発テロから1年。世界各地で追悼式典やメモリアルイベントが開催されている。この“9月11日”とその前後について、11カ国・11人の映画監督が撮った11分9秒1フレーム（「11'09''01」という表記で、事件の日と同じ数字の並びとなる）の短編作品を集めたオムニバス映画「11'09''01/セプテンバー11」が制作された。先日ヴェネツィア映画祭で公開され話題を呼んだこの作品が、テレビやリアルイベントに加え、インターネットで配信される。

　配信するのは@niftyとBIGLOBEで、@niftyは「CINEPLEX@nifty」、BIGLOBEは「ワンコインムービー」から、それぞれ9月11日午後9時45分よりオンデマンドで有料配信を開始する。料金は1,000円で、一度購入すると3日間は何度でも視聴可能だ。

　プロデューサーであるアラン・ブリガン氏の呼びかけでこの作品に参加した映画監督は、「愛と哀しみのボレロ」のクロード・ルルーシュ（仏）、「アモーレス・ペロス」アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ（メキシコ）、「ケス」のケン・ローチ(英)、俳優兼監督のショーン・ペン（米）、今村昌平（日本）など錚々たる顔ぶれ。全編では2時間14分の大作となる。監督ごとに全く異なる視点で描かれた作品を通じて、“9月11日”を改めて考えてみたい。

(2002/9/11)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]