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http://www.nielsen-netratings.com/pr/pr_020912.pdf
米Nielsen//NetRatingsは12日、8月には職場でのインターネット人口が前年同月比17%増の4,600万人に達したとの調査報告を発表した。同社が2000年1月に職場のトラフィックを測定開始して以来、職場ユーザー数は過去最高を記録した。
職場では、男性ユーザーが依然として女性を上回っているものの、女性が主としてトラフィックの増加を牽引している。職場の女性ユーザー数は前年同月比23%増の2,040万人に達しており、男性ユーザー数が前年同月比12%増の2,530万人に対し、が伸び率では女性が男性を上回っている。
しかし、男性はインターネットの利用時間や接続回数、閲覧ページ数が女性よりも多い。1カ月当たりの平均利用時間は男性が31時間で女性が27時間、平均接続回数は男性が54回で女性が50回、閲覧ページ数は男性が1,900ページで女性が1,700ページだった。
Nielsen//NetRatingsのCharles Buchwalter副社長は「家庭でのインターネット利用では、かなり前に女性が男性を上回っていたが、職場のインターネット人口は引き続き男性が支配的だ。職場のインターネット人口に占める割合は、昨年には男性が約58%だったが、女性ユーザーも急増している」と分析。
また、職場における1日の利用動向は、午前8時から利用が始まり、午後4時近くに終了する。午前10~12時にはピークを迎え、利用率は86%に達する。一方、家庭では、午後に利用率が増加し、午後8時にピークを迎え、利用率は58%に達している。
(2002/9/13)
[Reported by 江藤 浩幸]