■URL
http://www3.gartner.com/5_about/press_releases/2002_09/pr20020917a.jsp
米調査会社Gartnerが行なった調査結果によると、企業の中にはWebサービスが浸透し始めており、「慎重な企業でも2003年までにはWebサービスの実験プログラムを開始すべきである」とアドバイスした。
Gartnerは、この1年間Webサービスをごく初期の段階に投入した企業が直面した問題や解決策について学ぶため聞き取り調査を実施してきた。その結果としてGartnerのリサーチディレクターであるWhit Andrews氏は「Webサービスはリスクの低い高機能なデータ統合触媒であるだけでなく、見慣れないプロジェクトにも使われ始めている」と述べた。
また、Webサービスを企業が採用する時期としてAndrews氏は「費用がかかり、戦略的なオーバーホールが必要なミッションクリティカルアプリケーションを2004年以前にWebサービスを基盤に行なう必要のある企業はごくわずかだ。しかしながら頑強なプログラミングモデルを採用したいITスタッフを抱える企業は今すぐにWebサービスの実験を始めるべきであり、遅くとも2003年にはパイロットプログラムを配備できるようにすべきだ」と指摘した。
(2002/9/18)
[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com)]