警察庁は、児童ポルノ画像自動検索システムの正式運用を発表した。インターネットでの児童ポルノ取り締まり強化に役立てる。
これは警察庁が過去に検挙した児童ポルノ画像等を警察庁管理のデータベースに登録し、同一の画像がWebサイトなどインターネット上に存在するかを検索。該当画像を発見した場合は、画像を登録した都道府県警察に自動的に通知するシステムとなる。6月から試験運用を開始し、すでに検挙事例が1件あるほか、他国の警察機関への情報提供を行なったという。現在は数件で同システムによる画像発見をきっかけとした捜査を推進中で、警察庁では今後の取締りで大きな効果が得られることを期待している。
(2002/9/19)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]