■URL
http://developer.java.sun.com/developer/codesamples/liberty.html
米Sunは18日、Liberty Alliance仕様に基づくソースコードプロトタイプ「Sun Interoperability Prototype based on Liberty Alliance Specification(Sun IPL)」を発表した。このプロトタイプは、Liberty Allianceの仕様に基づくアプリケーションの開発者が相互運用性を確認するためのもので、Javaにより実装されている。このプロトタイプは、オープンコミュニティーに対してソースコードにより提供され、現在Sunのサイトよりダウンロード可能だ。
このソースコードプロトタイプは、Sunがアーリーアクセスバージョンとして発表している「Sun ONE Identity Server 6.0」と相互運用性をもっているため、両者を使って開発実験ができるほか、APIコネクターを使って分散された認証システムを構築できる。
今回の発表に際してSunのネットワークアイデンティティー/通信/ポータル製品担当副社長Steve Pelletier氏は「Liberty仕様に基づくプロトタイプを開発者向けに初めて提供することになり、我々はネットワークアイデンティティー管理分野の業界でリーダーシップを発揮してゆく」とコメントした。
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(2002/9/19)
[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com)]