【新製品】

「Net Meeting」などで使えるUSB接続の受話器
ハイウエストがIP電話用の周辺機器市場へ進出

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http://www.persol-jp.com/

 ハイウエスト・ブレインネットは、USBで接続する方式のIP電話用周辺機器2製品を10月初旬にも発売する。同社パーソル事業部ではこれまで主にブロードバンドルーターを提供してきたが、取り扱い製品を拡大することにした。

 発売するのは、ハンドフォンセット「PBT002」と電話コンバータ「PBT001」。PBT002の外観は普通の受話器そのものだが、コードの先がUSB端子となっている点が異なる。これをPCに接続することで、「Net Meeting」や「MSN Messenger」上で電話感覚で通話できるようになる。例えばNet Meetingでは、相手のIPアドレスをPBT002のボタンからダイヤル可能。逆に着信した時には、PBT002が鳴る仕組みだ。

 PBT001は、ブロードバンド回線経由で行なうIP電話の通話と、加入者電話回線経由の通話の2系統を、一般の電話機で一元的に発信/着信できるようにするもの。2口あるRJ-11端子にそれぞれ電話機と加入者電話回線を接続、USB端子にPCを接続して使用する。発売時にNet Meetingに対応するほか、MSN MessengerやWindows Messengerに対応するユーティリティソフトも順次公開。「ビットアリーナ」や「DialPad」、「フレッツ・コネクト」などへの対応も検討しているほか、将来は企業向けのデジタル電話ソリューションもターゲットにする考えだ。

 価格はいずれもオープン価格だが、市場参考価格はPBT002が9,800円、PBT001が1万9,800円となっている。Windows 98SE/Me/2000/XPに対応する。

PBT002(左)とPBT001(右)。いずれもUSBから電源供給するため、ACアダプター等は不要

(2002/9/20)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]

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