■URL
http://www-6.ibm.com/jp/software/internet/hpb/
日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は24日、Webページ作成ソフトの新版「ホームページ・ビルダー7」(以下、HPB7)を公開した。HPB7では、超初心者からプロユーザーに対応した3つのユーザーインターフェイスを用意した。対応OSは、Windows98/ME/2000/XP。発売日や価格については、10月9日に正式発表される予定だ。
HPB7が従来のバージョンと比べて大きく変わったのは、「かんたんスタイル」「スタンダードスタイル」「エディターズスタイル」と3種類用意されたユーザーインターフェイスだ。「かんたんスタイル」では、画面上部に配置された「かんたんナビバー」と、左側に配置された「かんたんナビメニュー」が目を引く。各項目とも、大きめのアイコンと説明文によって構成されているうえ、ウィザード形式で作業が進んでいくため、Web作成の知識がなくとも感覚的にWebページを作成可能になっている。
ある程度Webページ作成に慣れたユーザー向けのモードが「スタンダードスタイル」だ。これは、従来のホームページ・ビルダーのインターフェイスを継承した配置になっている。HPB7の新機能として、従来右クリックメニューから呼び出していたタグのプロパティダイアログが、「属性ビュー」として常時表示されるようになった。これにより、文字色の指定やテーブルのセルの属性などを簡単に変更することが可能になった。さらに、プロ向けに用意されているのが「エディターズスタイル」で、GUI画面とソース編集画面が上下2段に配置されている。なお、これら3つのスタイルは編集作業中でも任意に変更することが可能だ。
かんたんスタイル | スタンダードスタイル | エディターズスタイル |
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他にも作成したWebコンテンツの全体像をグラフィカルに表示する「ビジュアルサイト」機能も追加された。この機能では、各Webページの階層構造がツリー状に表示される。この図は印刷が可能となっている。また、アイコン化されているWebファイルをドラッグすることでリンクの張替えも自動的に行なわれる。
バージョン6で実装され好評だった、画像やアニメーションなどを好きな場所にレイアウトできる「どこでも配置モード」も強化された。スタイルシートを利用することで、Internet ExplorerとNetscape Navigatorの見栄えが異なるという問題を解決するために、「ブラウザ共通のレイアウトに変換して保存」する機能が追加された。また、複数の画像をWebアルバム風に表示する「サムネイル機能」では、サムネイル化した全画像のスライドショーを自動的に作成する機能も追加された。
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(2002/9/24)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]