【ニュース／電子商取引】

国際規格に準拠し、日本固有の機能にも対応したインフラを構築

住友クレジットサービスがGTEらと提携し、SETに
基づいたショッピングモールを構築

■URL
http://www.sumitomovisa.co.jp/set.html

　住友クレジットサービスは、VeriFone Inc.、米マイクロソフトならびにマイクロソフト株式会社、GTE Cyber Trustと提携し、第二四半期をめどにショッピングモールを構築すると発表した。

　ショッピングモールはSETに準拠したもので、クレジットカードでの決済が可能。なお、SETに準拠した取引を行なうために、マイクロソフトのMerchant Serverなどのインターネット製品にVeriFoneの決済ソフトを組み込み、日本固有のボーナス払いなどにも対応した国際互換性のある製品を開発するとのことだ。電子証明書の発行にはGTEの認証システムを採用する。

　マイクロソフトとGTEは、米国でのSETプロジェクトチーム結成当初から仕様策定に参画している。SETの基本的な技術やノウハウを持つ企業と、住友クレジットサービスの持つカード決済のノウハウを併せて、完全な国際互換性を持つインフラの構築をするとしている。

　なお、住友クレジットサービスは、加盟店に対して積極的にショッピングモールへの出店を呼びかけるとのことだ。

('97/1/29)

[Reported by junko@impress.co.jp]

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