【サービス】

大垣共立銀行が11月からインターネットバンキングを開始
4月21日からは試行期間として残高と入出金明細の照会が可能に

　岐阜県に本拠を置く大垣共立銀行が、97年11月より、インターネットバンキングサービスを開始する。これに先立って4月21日からは、残高と入出金明細の照会サービスを開始する。
　なお、4月からのサービスは小人数のモニターを対象に行われるもので、一般から広く募集する予定はないとのこと。11月からのサービスについても、規模や対象は未定とのことだ。

　11月から利用できるのは、他口座への振り込みなどの資金移動や、新規口座開設などのサービス。ただし、口座の開設には窓口での本人確認が必要なため、すでに口座を持っている人のみが利用できる。操作はWWW上で行ない、同行から送られてくるフロッピーディスクもしくはICカードを使って個人認証を行なう予定。

　利用料金は、残高と入出金明細の照会サービスについては無料。資金移動の利用料金については、1回の利用ごとに課金するか、年間で料金を徴収するかを含めて、現在のところ未定。サービス時間は、実際の営業時間（キャッシュコーナーの場合、平日7時～20時）を延長する方向で検討中とのことだ。

('97/2/6)

[Reported by takasaki@impress.co.jp / ROKO]