【イチオシ】


第27回レポーター: ROKO氏

インターネットで知る花粉症の知識
永田眼科のアレルギー性結膜炎(花粉症)治療ページ

■URL
http://www.nagata-eye-clinic.com/

 季節が春に向かうと、やっかいなものとして現れるのが「花粉症」。マスクをして赤い眼をした人が多く見掛けられる様になり、花粉症でない人も流行ってきたなと感じている事だろう。

 花粉症には、眼のくしゃみ・鼻水・鼻詰まりなどの症状があるが、鼻詰まりがひどいと、酸素不足で頭がボーッとしたり、口で息をするようになるため、口の中が乾いて味覚はおかしくなる、喉は痛む、と本当に辛い。また、今まで全く症状が無かったという人でも、ある季節から急に症状が現れたりするのも花粉症の特徴だそうだ。かく言う私も、数年前の春に突然症状が現れ、それ以来、この季節が来るともう大変。

 というわけで、私のイチオシは、永田眼科の「アレルギー性結膜炎(花粉症)治療ページ」だ。

 花粉症が起きる原因は、特定物質に対して過敏に反応する「アレルギー」であるとされ、スギ、カモガヤなどのイネ科の雑草やブタクサ、ヨモギといったキク科の雑草を含め、40種類近くの植物が花粉症を引き起こす原因物質としてあげられている。なるほどと納得させられたのは、トゲを持つ花粉の拡大写真。見るからに刺激が強そう。これがくしゃみを起こしているのか…、とじっと見つめてしまった。さらに、花粉の種類による年間発生時期の一覧表も掲載されているので、通勤・通学途中は、こういった植物のある場所はできるだけ避けて通るなどの防御策をとるのもいいだろう。

 症状がひどい時には「抗アレルギー剤」による症状抑制として薬を使用するが、効き目の強い薬を医師の指示を守らずに必要以上に使用すると、緑内障や白内障など副作用を起こす恐れもあるので要注意。「正しい点眼薬の使い方」によれば、目薬の量は一回一滴で効果があるそうな。また、さした後に軽く目を閉じていると効果が良く現れるとのこと。この他にも眼科受診時の注意事項など、健康な時にはなかなか判らない内容も掲載されていたりするので、是非一読しておきたいところだ。

 症状が起きてからの「花粉症対策」としての唯一の方法は、当たり前だが、できるだけ花粉に触れないこと。布団や洗濯物は風が吹く前には取り込む、毎日こまめに掃除する、外出後は必ず流れている水道水でよく洗眼する、帽子・メガネ・マスクの着用などの対策があげられているので、症状軽減にトライをしてみよう。

 この季節が過ぎるまでは、鼻詰まりでイライラが募り、涙目で視界も悪く注意力も散漫になりがちだ。車を運転する方は、マスクやメガネなどの花粉症対策と、薬物での眠気注意に加え、少し早めに出掛けるようにして、ゆとりを持って運転をしよう。もちろん、ネットサーフィンするときも忘れずに…。

('97/2/10)

[Reported by ROKO]


INTERNET Watchホームページ


ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp