【製品情報/Java】


日本語版は'97年10月発売の予定

東芝情報システムがPC/AT互換機用のJava対応OSを開発

■URL
http://cmall.tjsys.co.jp/news/press.htm
http://www.tjsys.co.jp/(東芝情報システムのホームページ)

 東芝情報システム株式会社は、PC/AT互換機用のJava対応OS「JVOS」を開発したと発表した。発売時期は、英語版が'97年7月、日本語版が'97年10月の予定。

 JVOSは、マイクロITRONをベースにしたOSで、ネットワーク環境のほかスタンドアローンでの利用も可能。Java実行環境としては米Asymetrix社製のJavaコンパイラー「SuperCedeVM」を採用している。SuperCedeVMを使って、Javaのバイトコードをコンパイルして最適化されたx86マシンコードを生成しておけば、Cで作成されたプログラムと同程度の速度で実行でき、Javaインタープリターの実行速度を大幅に改善できるという。

 JVOS用のアプリケーションとしては、Netscape NavigatorやMarimba Castanet Tunerなどの移植計画がある。それ以外にも、米Lotus社や米Corel社などが開発を表明しているJava版ビジネスアプリケーションが動作するという。

 発売当初は対応機種をしぼって販売していく予定で、価格は5,000円程度(シュリンクラップ製品)を予定している。

('97/2/12)

[Reported by nagase@impress.co.jp]


INTERNET Watchホームページ


ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp