【業界動向】


WWWサーバーとデータベースの連携を推進

ネットスケープとオラクルがイントラネット向けソリューションを共同提供

 日本ネットスケープ・コミュニケーションズ株式会社と日本オラクル株式会社は、インターネット/イントラネット向けソリューションの提供に向け協力関係を強化すると発表した。両社製品間の相互接続や、共同で広告、展示などのマーケティング活動を行なうとのこと。昨年10月には、米Oracle社と米Netscape社が相互に主力製品をバンドルすることを合意することを発表しており(本誌96年10月30日参照)、今回の発表もその動きを受けたものだ。

 両社製品間の相互接続は、ネットスケープ社のWWWサーバー製品群「SuiteSpot」と、オラクル社のデータベース製品「Oracle7」との連携で行なわれ、イントラネットによる基幹システムの構築が簡単にできるソリューションを提供できるとしている。また、両社はCORBAベースの分散オブジェクト環境での製品開発を共同で行なうことも発表した。なお、4月に開催される「Oracle Open World in Japan」では、両製品の連携や機能に関してデモが行なわれる。

('97/2/17)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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