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サッポロビールがインターネットを使ったオープン懸賞を4月11日から開催
NTTがセキュリティ技術とアクセス環境を提供

■URL
http://www.gsquare.or.jp/sapporo/
http://www.sphere.ad.jp/sapporo/

 サッポロビール株式会社は、「サッポロビール<生>黒ラベル」の発売20周年を記念したオープン懸賞「黒ラベルINTERNETラリー <ビヤホールの生>を求めて」を4月11日より4日間にわたって開催する。同社では50万人の参加者を見込んでおり、「新しい切り口の広告宣伝効果」を期待しているという。なお、同懸賞の運営にあたり、NTTがセキュリティ技術およびアクセス環境を提供する。

 同懸賞は、参加者がインターネット上で鹿児島から北海道のサッポロビール園までの仮想ラリーに挑むというもの。ラリーの途中、チェックポイントでゲームやビールに関するクイズに参加し、その得点や正解率を競う。コンテンツ製作には株式会社トミーが協力する。

 ラリー開始は4月11日午後6時で、ゴール締め切りは4月14日午前8時30分。参加資格は、日本国内に居住する20歳以上のE-Mailアドレスを有するインターネットユーザー。上位入賞者には賞品が用意される(詳細は4月1日以降の新聞紙上で発表)。

 今回の懸賞にあたってNTTが提供するのは、電子署名技術「ESIGN」と暗号化技術「FEAL」。これら技術により、データの書き換えによる得点の改竄や、他人のデータのコピーなどの不正を防止できるという。NTTアドバンステクノロジ株式会社が同懸賞向けにこれら技術をアレンジして提供する。また、懸賞実施期間中に大量のアクセスが集中することが予想されるため、株式会社NTT-PCコミュニケーションズの基幹網に100Mbps回線を直結、高速処理能力を持つWWWサーバー8台を用意して負荷の分散を図る。

('97/2/17)

[Reported by nagase@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp