【ニュース/CATV】


浦和ケーブルテレビのサービス地域で実験

ジュピターテレコムと住友商事が
CATVを使ったインターネット接続実験を3月から開始

■URL
http://www.clubweb.or.jp/urawa/

 株式会社ジュピターテレコムと住友商事株式会社は、CATVを使ったインターネット接続の実用化実験を'97年3月から開始する。

 今回実験を行なうのは、ジュピターテレコム傘下の浦和ケーブルテレビネットワーク株式会社のサービス地域。浦和ケーブルテレビの利用者の中から50人のインターネット接続モニターを募集し、実用化に向け3月から6月までの4カ月間各種データを収集する。

 実験には、米Terayon社が開発したケーブルモデム「TeraPro」を使用する。現在利用されているケーブルモデムは『非対称型』(下り回線と上り回線の通信速度が違う)のものが多いが、TeraProは上り/下りともに14Mbpsの『対称型』ケーブルモデム。対称型ケーブルモデムのメリットは、CU-SeeMeやインターネットテレビ電話のような上り回線速度を必要とするアプリケーションを快適に利用できる点にあるとしている。

 実験の終了後、浦和ケーブルテレビをはじめとする全国のジュピターテレコム傘下のケーブルテレビ局を通じて、順次インターネット接続サービスを事業化していく予定とのことだ。

◎問い合わせ先
浦和ケーブルテレビネットワーク株式会社
E-Mail urawa-cable@clubweb.or.jp

('97/2/18)

[Reported by nagase@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp