【ニュース】


Microsoftがセキュリティ教育プログラムを開始

■URL
http://www.microsoft.com/corpinfo/press/1997/Feb97/safetypr.htm
http://www.microsoft.com/security/

 勝手に送金するソフトやPCをシャットダウンさせるソフトなど、ActiveXコントロールによるセキュリティの危険性がクローズアップされている。それに対しMicrosoft社は、ActiveXをはじめとする、ダウンロードされ実行されるソフトの危険性を教育する「Web Executable Security Advisor」を開始した。WWWやメーリングリストなどでの活動がアナウンスされており、現在、すでにWWW上に情報ページが作られている。

 Microsoftでは、ActiveXコントロールだけではなく、Javaアプレットやプラグインなどの危険性も訴え、これらをダウンロードする際の危険を利用者に説くとともに、対策や注意事項を解説している。

 なお、ActiveXについては主に、Authenticodeによる電子署名をよく確認して実行するよう薦めている。便利さと安全性のトレードオフで、最後はユーザーの自覚が頼りというのが辛いところだ。

('97/2/20)

[Reported by masaka@impress.co.jp / saori@earthlink.net / yuy@Hawaii.Edu]


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