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東京三菱銀行が8月よりICカードを使ったインターネットバンキングの実験を開始

 

 東京三菱銀行は、97年8月より、ICカードを使ったインターネットバンキングの実験を開始する。

 これは、口座番号と暗証番号、暗号鍵、個人証明書を記録したICカードを発行し、パソコンに接続したカードリーダーを使って取引きを行なうもの。ICカードとパスワードの入力で本人確認する。
 期間は1年程度で、対象は東京三菱銀行の行員など500人に限定して行なわれる。利用できるサービスは残高照会や振込予約などで、24時間・365日無休で利用できる。

 東京三菱銀行は、98年6月から開始されるVISAキャッシュの実用化実験にも参加しており、将来的に電子マネー機能とオンラインバンキング機能の両方が付いたカードの発行についても検討している。

 なお、実験の詳細や本サービスへの移行時期については、現在のところ未定とのことだ。

('97/2/24)

[Reported by takasaki@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当 internet-watch-info@impress.co.jp