【新製品】


OEM供給により市場投入

日本SCOがネットワーク端末用OS「Network Client OS」を発表

■URL
http://www.nihonsco.co.jp/NEWS/nc-os.html

 日本SCO株式会社は、インターネット/イントラネットのネットワーク端末用OS「Network Client OS」を発表した。UNIX OSを基に作られたもので、必要メモリーが少ないことなどを特徴としている。製品はネットワーク端末の組み込み用OSとしてOEM供給により市場に投入する。

 Network Client OSの最小ハードウェア構成は次の通り

・CPU Intel 486/33MHz
・8MB RAM
・SVGA:256カラー表示640×480
・LANアダプターまたはシリアル・ポート
・ポインティング・デバイス
・ディスク、ネットワーク・アダプター、またはブート用PROM

 ソフトウェアとしては、「Netscape Navigator」の標準装備、Javaアプレットのサポートなどが特徴。同社によると、UNIXやNetscapeなど業界標準ともいえる既存の安定した製品を採用したNetwork Client OSにより、ネットワーク端末開発者は製品の開発コストをさげ、市場投入までの時間を短縮できるとしている。

 

('97/2/26)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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