【サービス】

ニフティサーブがPDFファイルを使った会員向けデータ販売サービスを今夏から開始
2月27日から追加料金なしで利用できる実験サービスを開始

■URL
http://www.niftyserve.or.jp/release/19970225.htm
http://home.nim.niftyserve.or.jp/（HyperROAD経由でのみアクセス可能）

　ニフティ株式会社は、パソコン通信サービス「ニフティサーブ」のホームページを通じて、Adobe Acrobatで作成されたPDF（Portable Document Format）ファイルをニフティサーブ会員に販売するサービスを今夏から開始すると発表した。有料サービスに先立ち、追加料金なしで利用できる実験サービスを2月27日から開始した。

　同サービスは、大日本印刷株式会社がディストリビューターとなって、PDFファイルをニフティーサーブのホームページ（http://home.nim.niftyserve.or.jp/）を通じて販売するというもの。ニフティーサーブ会員はNIFTY Managerを使ってHyperROAD経由でニフティサーブにアクセスし、WWWブラウザーを立ち上げてPDFファイルをダウンロードする。ダウンロードしたPDFファイルは、Adobe Acrobat Readerを使って読むことができる。PDFファイルのダウンロード料金はニフティサーブの使用料とともに請求される。今のところ、1ファイルあたりのダウンロード料金は未定で、今後ユーザーニーズなどを調査した上で決定するとしている。今夏の有料化時点では100以上のPDFファイルを提供する予定。

　2月27日から開始された実験サービスでは、「釣り場情報」「遊園地情報」「料理情報」の3ジャンル約30ファイルが追加料金なしでダウンロードできる。これらのファイルは、学研や山と渓谷社などが発行する雑誌を大日本印刷が電子化したものだ。

◎問い合わせ先
ニフティ株式会社
カスタマーサポート
TEL　0120-22-1200

('97/2/27)

[Reported by nagase@impress.co.jp]

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