【サービス】


NTTアドが日本語検索エンジンサービス「goo」を3月27日より開始

■URL
http://www.goo.ne.jp/

goo

 株式会社NTTアドは、日本語検索エンジンサービス「goo(グー)」を3月27日より開始すると発表した。エンドユーザーは無料でサービスを利用でき、バナー広告の収入で事業化を図る。

 gooでは、NTTアドおよびNTT米Inktomi社の3社が共同開発した、日本語検索エンジンを使用している。米Hotwired社が運営する検索エンジンサービス「Hotobot」で使われているInktomi社製の検索エンジンをベースとし、これにNTTヒューマンインターフェイス研究所が開発した日本語処理技術「InfoBee」を統合した。同検索エンジンはロボット型のもので、毎日200万URLのデータ処理が可能という。現在、日本語のホームページの情報350万URLをデータベースとして持っている。これは日本語検索エンジンサービスとしては最大級のデータベースとのことだ。

 検索方法は、キーワードによるand/or/not検索はもちろんのこと、キーワードの追加・削除、該当URLが最終更新された日付、地域やドメイン別、データのタイプ別などによって絞り込み検索もできる。日本以外のホームページを検索する場合は、Hotbotを利用することになる(Hotbotのデータベース登録数は5,400万URLにのぼるという)。

 バナー広告はトップページと検索結果ページに表示されるが、ランダムに広告を表示させる標準的な方法以外に、ユーザーが入力したキーワードに連動して広告を表示させる方法も用意している。これに加えて、'97年9月からはユーザーのドメイン名、使用プラットフォーム、使用OS、使用WWWブラウザーなどによって異なった広告を表示させることもできるようになる。広告料は、'97年5月までは無料、'97年6~8月までは50万円/月となっている。'97年9月からの広告料は未定。

 なお、サービス開始に先立ち、ベータ版サービスのモニターを100名募集する。モニター期間は3月17日~23日で、3月6日からgooのWWW上で申し込みを受け付ける。


('97/3/5)

[Reported by nagase@impress.co.jp]


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