【イベントレポート】
■URL
http://www.ntt-itn.co.jp/personal/01new/newsl/newsl132.htm
NTTパーソナルは、4月からのPHS 32kデータ通信サービス開始に先駆け、フェアを秋葉原広瀬本社ビルで開催している。入場料は無料。期間は3月9日まで。
編集部も3月5日に会場を訪れた。平日にもかかわらず賑わっており、32kデータ通信への関心の高さが伺えた。
会場では、32kデータ通信対応のPHS端末パルディオシリーズが、4月下旬に発売予定の311Pなども含めて全機種が展示されており、データカード3種類(機能はどれも同じ)も展示されていた。
さて、PHS 32kデータ通信といえば、インターネット接続が気になる方も多いと思う。もちろん会場でもインターネット接続の展示があり、HP-LXシリーズやモバイルギアなどの携帯端末とPHSをつないでモバイルコンピューティングの利用をアピールしていた。実際にインターネット接続も体験できた。
ザウルスユーザー必見の、32Kデータ通信のためのアダプタも出展されており、実際に通信をしてみせていた。
ちなみにインターネット接続を見てみたところ、通常のダイヤルアップ接続よりはちょっと早いかも…といった印象。
インターネット以外でも、試作品の音声認識技術を使った腕時計型PHS(PCウォッチ96年6月19日記事参照)などが見られる。
また、同グループ独自の文字メッセージ通信サービス「きゃらメール」や、32K通信のカラオケサービスなどのデモも行なわれていた。
PHSの32kbpsデータ通信に興味がある方は、週末にでも自分の目で確かめてみてはいかがだろう。
('97/3/6)
[Reported by junko@impress.co.jp]