【ソフトウェア】


米Sun Microsystems社がJavaOS 1.0をライセンシー向けに出荷開始

■URL
http://www.javasoft.com/pr/1997/march/pr970305-01.html
http://www.javasoft.com/products/javaos/index.html

 米Sun Microsystems社は3月5日、Javaオペレーティングシステム「JavaOS 1.0」をライセンシー向けに出荷を開始したと発表した。JavaOSは、'96年5月に米国で開催されたデベロッパーコンファレンス「JavaOne」で開発が正式表明された(本誌'96年5月31日号を参照)。それから9カ月あまりで、バージョン1.0を出荷できたことになる。

 JavaOS 1.0は、SPARCおよびx86プロセッサーに対応したものが用意されており、これに加えて3月下旬にはARMプロセッサー対応のものも用意される予定。JavaOSの動作環境(HotJavaブラウザーを含む)は、4メガバイトのROMかディスクスペース、および4メガバイトのRAMが必要とのことだ。メモリーのうち、JavaOSおよびHotJavaブラウザーが使用するのは2.5メガバイト以下としている。

 JavaOSのライセンシーの1社である、株式会社東芝の奥山一幸ネットワークコンピューティング推進室長は、「年内にもJavaOSを我々の製品に取り入れていくつもりだ」とコメントを寄せている。

('97/3/6)

[Reported by nagase@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]


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