【新サービス】
■URL
http://www.netvillage.co.jp/(15日より募集)
イマジニアの関連会社として3月3日に設立された、株式会社ネットビレッジは、7月よりユーザー参加型の仮想都市「ネットビレッジ」を開設する。
このサービスは、ユーザーがインターネットから街の育成シュミレーションを楽しめる面白いシステムだ。専用ソフト(Windows 95版)と、WWWブラウザーを使ってアクセスする。仮想都市のビルがリンクになっており、専用ソフトでビルをアクセスすると、WWWブラウザーがリンク先のページへジャンプする。
インターネットの仮想都市というと、WWW上に作られた固定の街や、ショッピングモールを連想しがちだ。しかし、ネットビレッジは従来とは大きく違い、街の中にあるビルのアクセス数によってそれらのビルが成長、衰退したりする。ユーザーのアクセスで街が発展していくという構造も面白いが、毎日街の風景が変わるので飽きないのも嬉しいところだ。
まず、会員になると、仮想都市に住居が与えられる。住居は自分のホームページへリンクしている。持っていない人にもネットビレッジがホームページを用意しており、フォーマットに従って簡単に作成できる。その住居に誰かがアクセスすると、アクセスした人とアクセスされた所の住人にポイントが溜まるしくみで、ポイントを集めることで新しい土地を買ったり、ゲームをしたりすることができる。もちろん、景品と交換することも可能。
ネットビレッジでは、入会時のデータをもとに年齢や性別などでアクセスを制限することもできるため、例えば成人のみアクセスできる街も作ることができる。
サービス開始に先駆けて、3月15日~31日まで300人のモニターを募集。さらに4月1日から人数を拡大して2,000人のモニターを募集する。モニター期間は無料だが、本格運営の際には、個人の場合、登録料800円、住民税600円/月の固定(隔月のCD-ROMの供給を含む)の料金を予定。企業の場合は、別途料金体系が用意されており、実際の企業のビルを模してそっくりのビルを仮想都市に建てられるサービスなどもある
('97/3/10)
[Reported by junko@impress.co.jp]