【イチオシ】


第31回レポーター: Geek KeEG!氏

世界のシェアウェア・フリーウェア探索
ソフトウェアのイエローページ「Windows World」

■URL
http://www.infonia.or.jp/~iwata/

 私のネットワーカー歴は、今年でちょうど10年になる。はじめは、PC-VANやNIFTY-Serveなどのソフトウェア関連のフォーラムを好んで覗いていた。目的は、シェアウェアの入手だった。

 入手したソフトへの改善希望があれば、作者へメールを送る。すると、早々に対応版が公開される。そんなタイムリーかつユーザーフレンドリーな環境が魅力的だったのだ。また、試用して気に入れば、代金を支払うという形態も好きだった。

 そして何よりも、シェアウェアには市販ソフトにはない魅力がある。改善要求や不具合報告など、作者との交流が持てるようになると、自分もソフト制作に参加しているような感覚にもなれる。そう、シェアウェアは作者とユーザーが共同で育てていくソフトなのだ。

 その後、インターネットが普及してからというもの、私のソフトウェア探索は世界へと広がった。今では、Windows95.comやSHAREWARE.COMなどの定番サイトを巡っては、お気に入りのソフトはないかと探索するのが楽しみになっている。

 とはいえ、やはり言語の違いには苦痛を感じずにはいられない。日本のソフト紹介サイトとしては、窓の杜やVECTOR SOFTWARE PACKなどがあげられるが、なかなか探し物が一発で見つからなかったりする。そこに現れたのが、「Windows World」だった。

 Windows Worldは、ソフトがカテゴリー別に分類され、目的のソフトをジャンル別に探す事ができる、いわゆるソフトウェアのイエローページだ。作者は意外や意外、名古屋在住の金文字書き職人(26才)。現在、紹介されているソフトウェアの数は、およそ1,100本。ページに載せているものは全て動作確認し、前バージョンとどこが変わったか逐一チェックされている。また、新着ソフトウェア情報の更新も盛んに行われている。

 また、使用方法、芸術性、総合点の3つの側面から、各ソフトがランク付けされているのも面白い。数行程度でまとめられたレビューは、ソフトの特徴がわかりやすく、無駄がない。さらに、ソフトの雰囲気がつかめるスクリーンショットがあるのも非常にうれしい。

 しかし、聞くところによると、1日平均15本の割合で登録ソフトがバージョンアップしているそうだ。こうなると、さすがに1人での作業には限界が生じてくる。そこで、ソフトウェアに夢とロマン(?)を感じている人たちと共に、新たにWebマガジンを作ろうとしているとか。今後、ますます期待できる注目株になること間違いない。

('97/3/11)

[Reported by eguchi@pineapples.com]


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