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ヤマハとアクセスがインターネット家電で技術提携

 ヤマハ株式会社とインターネット家電用ソフトを開発している株式会社アクセスは、インターネット家電分野で技術提携した。

 ヤマハは、同社が開発した音源などのマルチメディア関連LSIを、「NetFront」で使用するためのドライバーソフトを担当。「NetFront」は、アクセスが開発したホームページの閲覧や電子メールなどがやりとりできる統合ソフトで、NECのインターネット接続もできるワープロなど様々なインターネット家電で採用されている。また、アクセスは、そのドライバーソフトやヤマハのLSIに対応したブラウザーソフトを担当する。それを基に、両社でヤマハ製音源、ISDN、画像処理LSIやCPU、メモリなどを搭載した「インターネットテレビ向け基本システム」を共同開発する。このシステムを利用すれば、ハードの設計や、ソフト開発の費用と期間を大幅に削減することができるとして、家電メーカーに販売していく方針だ。

 今後は、ボイスメールやインターネット電話など音声を活用したシステムも共同開発する予定とのことだ。

('97/3/13)

[Reported by junko@impress.co.jp]


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