【ソフトウェア】


マクニカがWWW用のプレゼンテーションツール
「PointPlus 2.0J」を4月上旬発売

PointPlus [26KB] ■URL
http://www.macnica.co.jp/system/nets/home.html
http://www.net-scene.com/

 株式会社マクニカは、PowerPointのデータをWWW向けに変換するソフト「PointPlus 2.0J」を4月上旬より発売する。価格は38,000円。

 PointPlusは、イスラエルのNet-Scene社が開発したソフト。PowerPointのデータ(.ppt)を読み込み、1/10程度に圧縮したファイル(.css)を作成する「PointPlusメーカー」と、そのデータを再生するNetscapeプラグインからなる。

 PointPlusメーカーを利用すれば、RealAudio形式の音声ファイルとシンクロさせることができる。さらに、通常のPowerPointによるプレゼンテーションのように、フルスクリーン表示させることも可能だ。

 PointPlusメーカーは、Net-Scene社のホームページから試用版をダウンロードできる。また、Windows用の再生プラグインは、上記のWWWページで無償でダウンロードできる。

 ただし、このバージョンのPointPlusメーカーでは、PowerPoint 4.0(英語版)の形式でデータファイルを用意しておく必要があり、縦書きが正常に反映されないなどの問題がある。マクニカによると、4月に発売となる製品版では、これらの問題が解消される見込みだ。

 同種のソフトとしては、Microsoft社の「PowerPoint Animation Player for ActiveX」(本誌96年6月19日号参照)があげられるが、今のところ、両者ともにWindows上でしか再生できない。しかし、Net-Scene社では、MacintoshやUNIXでも再生できるように、Java版のビューアも開発中とのことなので注目したい。

('97/3/17)

[Reported by yuno@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]


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