【サービス/ソフトウェア】


野村総合研究所などが株価情報検索サービスを開始
「Excel 97」のWebクエリー機能で情報を有効活用

Screen Shot [40KB] ■URL
http://board.info.nri.co.jp/aqua/
http://www.dir.co.jp/MarketInfo/ShikyoNews-s.html
http://www.yamaichi.com/sec/cgi-bin/webquery/quoteweb.cgi
http://www.microsoft.co.jp/office/excel97/webquery/

 株式会社野村総合研究所は、証券コードから株価情報を検索できるサービスを開始した。これは東京証券取引所の相場報道システムを利用したもので、終値や出来高などの情報が当日の午後3時40分頃に更新され、自由に検索することができる。

 このサービスは、97年3月5日の本誌で紹介したYahoo! JAPANの株価検索サービスとほぼ同じインターフェイスだが、チャートの参照ができず、やや物足りない感じがする。しかし、14日に発売されたマイクロソフト株式会社の「Office 97」に含まれる「Excel 97」と併用すれば、Yahoo! JAPAN以上に便利に使えるようになる。

 Excel 97には、WWWページのデータを自動的に解析し、ワークシートに変換できる、「Webクエリー」機能が実装されている。同ソフトのパッケージには、野村総合研究所のほか、大和証券株式会社、山一證券株式会社の計3社が提供する株価情報が取り込めるWebクエリーのサンプルが付属し、すぐに利用できるようになっている。うまく使えば、これまで入力処理が面倒だった株価情報も、有効に活用できるようになる。

 また、Webクエリー自体は、数行のテキストファイルでできている。結構簡単に設定できるので、色々と試してみると面白いだろう。設定の仕方については、上記のWWWページからダウンロードできる、「Microsoft Excel Webコネクティビティキット」を参照してほしい。

('97/3/17)

[Reported by yuno@impress.co.jp / KEI]


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