【新サービス】


個人のコンテンツ提供者でも収益を得られる!

リクルートがWWWの情報発信支援サービスの実験を
5月より開始

■URL
http://www.recruit.co.jp/stpage/

 株式会社リクルートは、WWWで個人の情報発信を支援するサービス「スタートページ」の実験を5月中旬より開始する。

 これは、個人または企業が発信する「チャンネル(番組)」をWWWの「スタートページ」に集約して発信するもの。情報発信者は、「チャンネルオーナー」と呼ばれ、例えば「デジタルカメラ撮影講座」といった番組や、エッセイ番組など、公序良俗に反しない範囲で、自由に番組が持てる。コンテンツを見る側は、「スタートページ」内のお気に入りのチャンネルや、それ以外のWWWページなどを登録しておく。そうすると、カスタマイズされた自分だけの「スタートページ」が得られるというしくみ。

 現在、サービスに先駆けて、情報発信者用の会員登録を受付中だ。登録料は無料。本人確認を確実にするため、WWW上で登録した後に、パスワードが郵送で返送されて来たら使用できる。

 情報発信の方法だが、まず会員になった後、番組登録用のページにあるWWWのフォームに沿って入力すれば良い。HTMLが書けなくても大丈夫だ。チャンネルは、ジャンルによって分けられており、一人で複数のチャンネルを持ったり、チャンネルによってペンネームを変えたりもできる。チャンネルは、先に30日分の情報をまとめて登録しておけば、1日毎に情報を更新できる機能もある。もちろん、××の速報など、その日だけ有効な情報発信もできる。

 なお、読者が購読料を払うことで、コンテンツ提供者が収益を得られるしくみも考えている。これまで購読料をとるのが難しかった個人でも、人気があるチャンネルであれば収益が得られるところも面白い。コンテンツ提供者への収益還元は、事業として成り立つかどうかの検証や支払い方法などを含め、半年間考察していく。これまでありそうでなかった面白いサービスだ。

('97/3/18)

[Reported by junko@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当 internet-watch-info@impress.co.jp