【新製品】

NECの社内ベンチャー企業より発売

MIDIを使って遠隔地間でもジャムセッションできる新製品発表

　株式会社テレミディックは、遠隔地間でMIDIデータをリアルタイムでやりとりできるMIDIインターフェイス装置「TeleMidi」を発表した。価格は42,800円で4月7日から販売開始。同社は、日本電気株式会社（NEC）の「ベンチャー推進プログラム」に基づく社内ベンチャー企業で、4月1日付けで設立される。TeleMidiは同社の第1号製品となる。

　TeleMidiは、自分の部屋にいながらにして、遠く離れた仲間とリアルタイムで音楽演奏ができるというもの。通信するには、1対1か、1対複数で、お互いがTeleMidiを使う必要がある。データをやりとりするには、TeleMidiを「MIDI対応の楽器」と「通信ソフトを搭載したパソコン」の間に設置し、通信速度14,400bps以上の外付けモデムに接続して電話回線を利用して行なう。なお、モデムをTeleMidiに接続する必要があるため、PCカード型やコンピュータ内蔵のモデムは使用できない。

　同社によると、今後TeleMidiを使って、ネットワーク上での仮想スタジオを運営したり、ミュージシャンによる仮想コンサートを開催したりと言ったサービスを展開していきたいとのことだ。

◎問い合わせ先
株式会社テレミディック
TEL 044-814-0430（4月1日より）
FAX 044-814-0431（4月1日より）

('97/3/24)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]

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