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エーオーエル・ジャパン株式会社（AOLジャパン）は、4月15日より、世界最大のインターネット・オンラインサービス「アメリカ・オンライン（AOL）」を日本国内でも開始すると発表した。サービスは、専用通信ソフトを使って米国やカナダなどの海外AOLのコンテンツを追加料金なしで利用できるほか、AOLジャパンのオリジナルコンテンツやインターネット接続、また、電子メール、フォーラム、チャットなどのコミュニケーションサービスも提供される。料金は接続3時間までの月額基本料が980円で、3時間以上は1分間に8円の課金。入会金は無料で、同時に5つまでアカウントを取得できる。なお、アクセスポイントは全国34箇所に設置され、すべてのポイントで通信速度33.6kbpsに対応している。また、海外90ヶ国250都市にある「AOL GLOBALnet」のアクセスポイントも利用できるほか、インターネットからの接続もできる。
サービス開始当初にAOLジャパンから提供されるコンテンツは、「News & Business」、「Computing & Games」、「Entertainment」など、9つのジャンルで構成されており、内容は、AOLジャパン独自のものや米国AOLのコンテンツとなっている。国内のニュース提供者としては、日本経済新聞社が決定している。また、コーナーの要所にチャットコーナーが設けられており、他のユーザーとコミュニケーションが取りやすいようになっている。
サービスを利用するには、CD-ROMによって配布される専用通信ソフトが必要。ソフトはビジュアルを多用したものになっており、初心者でも操作しやすいようになっている。また、児童や未成年のサブアカウントに対してアクセスを制限するコントロール機能を用意するなど、家庭ユーザーを意識したものになっている。なお、当初Windows95/3.1対応版のみの配布となっており、Macintosh版ソフトは年内に発表する予定。
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('97/3/25)
[Reported by okiyama@impress.co.jp / 金丸 雄一]