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「収益状況は改善すれど、未だ半数のプロバイダが赤字経営」

大和総研が「インターネット接続プロバイダの動向」第2回調査結果を公開

■URL
http://www.dir.co.jp/kj/index.html

 株式会社大和総研は、96年9月に続き(本誌96年9月18日号参照)、「インターネット接続プロバイダの動向」調査を実施した結果を発表した。プロバイダーへのアンケートとインタビューの結果を集計・分析したもので、回答社数は128社。プロバイダー全体の数に比べると少ないが、興味深い結果が並んでいる。

 前回の調査では「プロバイダーの多くが赤字経営」という結果が出たが、今回も「収益状況は改善すれど、未だ半数のプロバイダが赤字経営」との分析が出されている。具体的には、「収益状況は良くなった」と73社が回答しているものの、いっぽう収益状況に関するアンケート調査では、半数近い59社が赤字、34社も収支トントンと回答している。

 また、今後のインターネット人気については、ほとんどの会社が「続く」と答えているが、そのうち「現状のまま続く」と答えたのは39社で、74社は「若干沈静化するが続く」と答えている。

 これらの調査結果は、上記ページからアンケートに答えることで、誰でも読むことができる。なお、ページ上には、Javaアプレットにより、同社の推定するインターネットアクティブユーザー数(日時により算出)も表示されている。

('97/3/26)

[Reported by masaka@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp