【ニュース/電子商取引】

富士銀行と日本IBMが電子決済サービスの実験運用を開始

■URL
http://www.ibmlink.japan.ibm.co.jp/cgi-bin/search.pres?cmd=BRWS&hdoc=PRES0805
http://www.fujibank.co.jp/jis/fb/f_cyber.html

　株式会社富士銀行と日本アイ・ビー・エム株式会社は、世界初のSET対応電子決済サービス「富士サイバーバンク」の実験運用を開始した。

　富士サイバーバンクは、日本IBMのバーチャルモール「Fiesta」の会員制ショッピングのインフラを活用したもので、ユーザーがバーチャルモールで買い物をすると、代金は銀行口座からの引き落としで即時決済されるのが特徴。決済プロトコルは、業界標準のSETを用いている。

　実験開始時は、富士銀行行員や日本IBM社員などからモニターを募り1,000人程度にサービスを提供し、本人認証や安全性、収益性などの検証を行なう。その後、一般ユーザーを含んだ1万人程度にまでサービスを拡大する。これにより大規模化への対応の検証を行なった後、最終的には10万人を超える規模のサービスになる予定だ。現在のところ、サービスを利用できるショッピングモールは、Fiesta Shopping Mall（日本IBM）、G-square（NTT）、InfoDynaMall（富士通）、MediaGalaxy（大日本印刷）、netSpace community Showwindow（日立製作所／富士総合研究所）などの予定。

('97/3/27)

[Reported by nagase@impress.co.jp]

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