【ニュース/Java】
■URL
http://www.aplix.co.jp/press-release/PR970331.html
株式会社アプリックスは、JavaOSを搭載したインターネットテレビ「JavaOS Television」の開発に成功したと発表した。
JavaOSテレビの動作環境は、CPUにクロック周波数28.636MHzの日立製RISCチップSuperH(SH-2)を採用し、2メガバイトのROMと4メガバイトのRAMで構成されている。従来のインターネットテレビに2メガバイトRAMを増設するだけで、JavaOSを搭載したインターネットテレビを構築できたという。ROM内には、SuperHに最適化されたJavaOSのほか、フリッカレスフォント生成技術などが搭載されている。現状ではROM内にWWWブラウザーは含まれておらず、HotJavaなどを搭載するためには追加のROMが必要。将来的には、フラッシュメモリなどでJavaOSテレビに新たな機能(Javaアプレット)を追加させることも可能にしたいという。
同社では、今回SuperH上でのJavaOSの動作成功は、家電製品や組み込み制御機器市場に新しい可能性を拓くものとしている。家電メーカーなどからの要望があり次第、同技術のライセンス供与を行なっていく予定。
なお、4月2日から米国サンフランシスコで開催されるJava関連のカンファレンス「JavaOne」に、JavaOSテレビは出展される予定だ。
◎問い合わせ先
株式会社アプリックス
ビットスピリット事業部ライセンス営業部
TEL 03-3204-6345
E-Mail bs-sales@aplix.co.jp
('97/4/1)
[Reported by nagase@impress.co.jp]