【ニュース/ソフトウェア】
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http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/9704/javastudio.html
米Sun Microsystems社は、サンフランシスコで開かれている「JavaOne」において、JavaによるWWWアプリケーション開発ツール「Java Studio」を発表した。6月末にEarly Access版がWWW上で公開される予定で、製品の価格等は未定。
Java Studioは、WYSIWYGのHTMLエディター「Page Editor」、部品を組み合わせていく形でJavaのソフト開発ができる「Visual Java」、Visual Javaで使う部品コンポーネントからなる。ユーザーは、ボタンや通信などの機能を持つ部品を組み合わせ、1行もJavaのソースを書かずにWWWアプリケーションを開発できるという。なお、Java Studio自身がJavaにより開発されているため、各種プラットフォーム上で動く。
同様にWWWアプリケーションを開発するツールとしては、Netscape社の「Visual JavaScript」やMicrosoft社の「Visual InterDev」などが発表されている。Javaをインターネット上のアプリケーション環境として普及を狙うSunも、ようやくこの分野に乗り出したようだ。
('97/4/3)
[Reported by masaka@impress.co.jp / saori@earthlink.net]