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新聞各社はインターネットに期待しつつも、新聞の補完的役割としてとらえる

日本新聞協会が電子・電波メディアに関するアンケート結果を発表

■URL
http://www.pressnet.or.jp/ (日本新聞協会)

 日本新聞協会が、新聞社・通信社に対して行なったアンケートの結果をまとめた。

 これは、協会加盟各社の電子・電波メディアに対する現況について調査したもので、回答したのは75社。内容は「有望視している電子・電波メディア」「今後登場が予想される電子・電波メディア」「電子・電波メディアを運営するうえでの問題点」など。

 有望視している電子・電波メディアとして「インターネット」を挙げたのは20社で、最も多かった。2年前に行なわれた前回調査でインターネットを挙げいていたのはわずか4社で、ここ2年間で急速に浸透したことがうかがわれる。「将来、新聞本紙に重大な影響を与えると考えられる電子・電波メディア」についても、14社が「インターネット/パソコン通信」と回答した。
 電子・電波メディアに進出するうえでの基本的な考え方としては、各社とも「ジャーナリズム性の確保」「新聞発行が第一、紙媒体の補完的役割としての電子・電波メディア」との意見で一致している。電子・電波メディアを運営するうえでの問題点については、法制度の整備や技術上の人材育成、課金システムの確立などを挙げ、問題点が多いことを示している。

 なお日本新聞協会のホームページでも、近日中に結果が掲載される予定。

('97/4/4)

[Reported by takasaki@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当 internet-watch-info@impress.co.jp