【サービス】
株式会社アスキーは、同社が運営する「アスキー・インターネット接続サービス(AIX)」で、4月末から56kbpsモデムに対応することを明らかにした。また、グローバルオンラインジャパン(GOL)社、ビジネスネットワークテレコム社の「GIGANET」でも56kbpsモデムに対応した接続サービスを4月中に始める。なお、3社が対応するのは、米U.S.Robotics社が開発した高速データ通信技術「x2」を採用したモデムによる通信。サービスが提供される地域は、AIXが東京03地区、GOLが当初名古屋を除く全国、GIGANETが東京地区のアクセスポイントとなっている。
昨年、米U.S.Roboticsがx2技術を発表した際にサポートを表明した日本企業には、上記3社のほかに東京インターネット株式会社があったが、同社では現在評価中とのことで、サービス提供時期については未定。
なお、x2対応の56kbpsモデムは、4月末より日本法人USロボティックス株式会社から国内向けのものが発売される。家庭用「SP500」と、業務用の上位機種「CR500」の2機種が予定されている。価格はオープンだが、同社によるとSP500の推定小売価格は23,000円程度になりそうだとのこと。
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('97/4/10)
[Reported by okiyama@impress.co.jp / kikuchi@impress.co.jp]