【ニュース／電子商取引】

ジェーシービーと三鷹市が提携してICカードを使った
「市民カード」を発行

　通産省が行なっている電子商取引実験プロジェクト、EMP推進協議会と大手クレジットカード企業のジェーシービー（JCB）は、三鷹市と提携して、電子マネー等の機能を持たせた「市民カード」を発行すると発表した。
　三鷹市は、従来から住民票や印鑑証明、納税証明などの書類を専用端末に暗証番号を打ち込めば自動発行が可能になる「市民カード」を発行している。今回のカードはその「市民カード」に、EMPらが従来から進めている電子マネーやクレジットカード機能を備えたICカード（96年12月26日号参照）の機能を付加したもの。 　5月より市役所窓口と、JCBの提携金融機関などで利用者を募集。7月より実験を開始し、平成10年2月まで実験を行なう予定。専用端末は駅前のショッピングセンターや市役所などに設置し、8,000人の利用者を見込むとのことだ。

('97/4/14)

[Reported by junko@impress.co.jp]

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