【サービス】


米国大手ネットワーク会社の国内市場参入にサービス拡充で対抗

ニフティサーブがサービス開始10周年を向かえサービスの拡充を発表

■URL
http://www.niftyserve.or.jp/release/19970415.htm

 ニフティ株式会社は、同社の運営するネットワークサービス「ニフティサーブ」のサービス拡充についての計画を発表した。また、同サービスの新しいシンボルマークも合わせて発表された。

 年内に拡充を予定しているサービス内容としては、価格の引き下げ、フォーラム・小規模コミュニティ(PATIO)の倍増、ビギナーズコーナーの刷新などのほか、インターネットとの連携強化として、WWWブラウザーからのニフティサーブ利用、専用ブラウザー「NIFTY Manager」のTCP/IP接続対応、電子メールのMIME対応などをあげた。なお、NIFTY ManagerのTCP/IP接続対応については、同ソフトの次期バージョンで実現する予定で、6月頃に発表するとのこと。

 発表が行なわれた4月15日は、ニフティサーブのサービス開始10周年を迎えた日であると同時に、米国の大手ネットワークサービス「AOL」が、日本国内でサービスを開始する日でもあった。岡田ニフティ社長は、発表会での挨拶で、開口一番「アメリカの会社も今日から始められるようだが、うちが本家です」と語り、発表会はさながら、ニフティサーブの決意表明の場のような様相を見せていた。

 

('97/4/15)

[Reported by okiyama@impress.co.jp / hase@mxb.meshnet.or.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp