【プロバイダー】


富士通がグループの地域プロバイダーと連携してローミングサービスを開始

 富士通株式会社のプロバイダー「InfoWeb」は5月7日より、同社のグループの地域プロバイダーにアクセスポイントを提供するローミングサービスを始める。

 この新サービスは地域プロバイダーの会員が、InfoWebの全国100ヶ所以上のアクセスポイントを利用でき、InfoWebの会員と同じ1分10円の接続料(通話料は別)で接続できるというもの。またInfoWebが4月に全国11ヶ所に設置したPIAFS用アクセスポイント(PHSの32kbps通信)も利用できる。利用者はInfoWebとの新たな契約をする必要はなく、料金の支払いも地域プロバイダーから請求される。ただし、このサービスではInfoWebの会員が地域プロバイダー側のアクセスポイントを利用することはできない。

 5月7日のサービス開始時点では、SWANet(石川)、InfoValley(長野)、まいどWeb(大阪)、InfoEddy(徳島)、InfoSakyu(鳥取)の5プロバイダーのみとなっているが、さらに接続するグループの地域プロバイダーの数を増やしていく予定。また富士通では今後、一般プロバイダーへのローミングサービス提供も検討していくとのことだ。

◎問い合わせ先
富士通株式会社
TEL 03-5423-6350

('97/4/18)

[Reported by kikuchi@impress.co.jp]


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