【イチオシ】


第3回: 新城雅章

スターウォーズ・ファンによるスターウォーズ・ファンのためのページ
「JUNJI's MICRO STAR WARS MUSEUM」

■URL
http://plaza5.mbn.or.jp/~yt_2400/sw_index.html

 自覚症状はあまりないのだが、どうも私はSFに興味があるらしい。映画のジャンルは特にこだわってはいないつもりであるが、気がつくとSFものを見ている。そういえば、以前富山に住んでいた頃、知る人ぞ知る『TNG(スタートレック:THE NEXT GENERATION)』の深夜放送を、毎週とはいかないまでもよく見ていた。今年の正月にもちゃっかり『インデペンデンスデイ』を見に行っている。

 SFとの出会いのルーツを辿って見ると、よくあるパターンだが『スターウォーズ』に突き当たる。このスターウォーズ、第1作目たるエピソード4が公開されたのはなんと20年も昔の1977年のこと。当時私は3歳だったはずなのだが…。

 もちろん公開当時にスクリーンで見た覚えはないのだが、小さい頃に家族で買い物に行ったおり、電気屋さんの店頭デモで上映しているスターウォーズのビデオに釘付けになって母親を困らせた記憶がある。その後、TVやビデオなどで何度か見る機会があり、今では私の心の中に名作の一つとして刻まれている。

 そのスターウォーズ三部作が今年、特別編として公開されるのは2月20日付の『サオリ姉さんのSurfin'USA』でもお伝えしたとおり。日本では今からちょうど1ヵ月後の5月24日から順次公開とのことで、三部作を通じてのパスポート・チケットが発売されるなど、早くも話題を呼んでいる。

 当然、日本の関連サイトも盛り上がっているはず、と探してみるとあるわあるわ。残念ながらオフィシャルホームページは本家アメリカにしかないようなのだが、それでも個人レベルでの情報サイトが沢山ある。それも本当に個人サイトかと思えるくらいの充実ぶりだ。さすがにこの手の話題は凝っている人はとことん凝りまくるようで、私の付け焼き刃的なSF知識では及びもつかないところがある。

 私のお薦めは、「JUNJI's MICRO STAR WARS MUSEUM」だ。他のサイトのように派手な演出などはなく、こざっぱりした構成となっているが、スターウォーズの世界観や各エピソードについて、わかりやすく丁寧な説明がなされている。「スターウォーズって何?」という人にも安心してお薦めできるページだ。

 驚きなのが、このページに掲載されている画像のほとんどが、ホームページ作者によるオリジナルのものであること。そんなに点数は多くはないが、なかなかの腕前で、一見の価値はある。

 なお、スターウォーズの個人情報ページは相互リンクがしっかりしているのでどのページから辿っていっても大抵のホームページは見てまわれる。中にはShockwaveバリバリで、ダース・ヴェイダーのあの呼吸音が聞こえてくるところや、スターウォーズのBGMが流れてくるところなんかもある。どこから入手したのか、オリジナルでカットされたシーンや、NGシーンの写真を掲載しているページなどもある。

 公開まであと1ヶ月。ゴールデンウィークにこれといった予定がない人は、これらの関連サイトをめぐりながら、記憶のかなたに追いやられた懐かしいエピソードを思い起こすのもいいだろう。

 なお、ルーカスフィルムによるスターウォーズのオフィシャルホームページはこちら( http://www.starwars.com/ )。

('97/4/22)

[Reported by dome@impress.co.jp]


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