【JAVA】


Sun MicrosystemsがHotJava Browser 1.0およびJDK1.1.1コマンドの
一部を日本語化するパッケージをリリース

■URL
http://java.sun.com/products/hotjava/index.html (HotJava Browser)
http://java.sun.com/products/jdk/1.1/japan/index.html (JDK)

 Sun Microsystems社はWWWブラウザ「HotJava Browser 1.0」およびJava開発環境「JDK(Java Development Kit) 1.1.1」のコマンドの一部(javac、javadoc、appletviewer)を日本語化するパッケージ「HotJava Browser 1.0 Japanese Edition」および「Java Development Kit 1.1.1 Japanese Edition」をリリースした。現在、上記のWWWページより無償でダウンロードが可能になっている。使用するには、各アプリケーションの英語版を事前にインストールしておく必要がある。

 それぞれの日本語化キットをインストールすると、HotJava Browserの場合はメニューが日本語化され、日本語訳ドキュメントがインストールされる。ドキュメントが日本語なのと、設定事項が日本語で確認できるのは便利だ。日本語ページは英語版でも表示することができたが、文字セットをJISにすることにより付属のメール送信機能を使ってSubjectと本文に日本語を使ったメールを送信することができるようになった。

 JDKの場合は、javac、javadoc、appletviewerの3つのコマンドのエラーメッセージおよびヘルプが日本語で表示されるようになる。また、appletviewerはアプレット実行画面のメニューがHotJava Browserと同様に日本語化される。

 メッセージやドキュメントが日本語化されたというのは、英語が苦手な人にとってはうれしいニュースだ。

('97/4/22)

[Reported by kono@impress.co.jp / yuno@impress.co.jp]


INTERNET Watchホームページ


ウォッチ編集部INTERNET Watch担当 internet-watch-info@impress.co.jp